働くお母さん

【共働き】ワーママが夕飯作れない!作りたくない日の乗り切り方

仕事から帰って夕飯づくりって、毎日大変すぎる~

働いて帰ってきた時点でめちゃくちゃ疲れているのに、そこから夕飯を作るって精神的にも肉体的にもかなりハードなことですよね。

毎日、毎日がんばってはいても「今日は夕飯なんて作れない」っていう日もあります。

食品開発歴、ワーママ歴約20年の友谷です。

実は以前の私も、共働きのワーママとして日々奮闘していたのですが、いつも夕食作りに悩まされていました。

そんな私が乗り越えられた理由はたった一つ。

ともたに
ともたに
がんばらず、楽する方が結果が良くなると知ったからです

ワーママ生活を20年やってきた私が「乗りきりかた」を解説します。

こんな人に役立つ記事です

・仕事と家事の両立ができなくて辛い方
・両立に限界を感じ仕事を辞めないと!と思っている方
・毎日の夕飯づくりにうんざりしている方
・家事におわれて体も心も休まることがない方

共働きママが夕飯を作れない理由

私は料理が嫌いというわけではありません。
しかし、仕事から帰って夕飯を作ることはとても負担に感じます

どうして負担に感じるのか?どんな時に負担に感じるのか書き出してみました。

とにかく時間がない

夕飯づくりにかけれる時間なんて、ほとんどありません。
子どもは早く寝かしつけないといけないし、料理以外の家事だってやらなきゃいけない。

色々なことを平行しながら頭フル回転で、時間におわれて夕飯つくるってしんどい!

献立が思い浮かばない

毎日、夕飯の献立を考えるのはかなりのストレスです。

どんなに考えても、何をつくるか思いつかない時があります。

思考が停止してしまうんです。

くたくたに疲れた

どんな仕事でも働くってとても大変ですよね。

とにかく疲れて、休憩したいけどソファーに座ったらもう立てない気がしてキッチンに直行します。

体力は限界なのに、さらに料理をしてどんどん疲労がたまります

気力がない

理由はないけれど、とにかく作りたくない。

ただただ今日は作りたくない!っていう日がありますが、こういう日って実はメンタルが落ちている日だったりします

精神的に辛いときや、ストレスがたまっているときに頭と体を使って夕飯作っていたら心も休まりません。

 

ともたに
ともたに
夕飯づくり辛すぎる~イライラ~

 

作らなきゃ!の思考を変える

夕飯を用意することから逃れられるわけではありません。
しかし、毎日きちんと手作りする必要ありますか?

作っても作らなくても結局しんどい

以前の私は、「作らない」という選択をすることが簡単ではありませんでした。

  • お母さんなんだから、毎日ちゃんと作らないといけない
  • 子どもには栄養バランスの良いものを毎日食べさせないといけない
  • 外食やデリバリーはお金かかるからもったいない

きちんと手作りしないことが少し悪いことに感じていました。

・夕飯を作る
⇒本当は作りたくないのに無理して作ってしんどい

・夕飯を作らない
⇒ちゃんと作らないと!という罪悪感でしんどい

夕飯を作っても作らなくても、結局しんどくなってしまいました。

体も心も余裕がないと、子どもにも「早くしてよ」「ぐずらないで」とイライラしてしまう時も。

労感やストレスはどんどんたまり
仕事と家事の両立なんて無理!!仕事やめないと!!!
という気持ちになります。

これって思考を変えるべきですよね。

楽することは悪いことじゃない

私の場合『毎日ちゃんとつくらなきゃ』から『毎日ちゃんとつくらなくてもいい』に考え方が変わったのは、作らないメリットを何度か経験したからです。

罪悪感を感じつつも、楽な選択をするとプラスの方が大きかったんです。

例えばデリバリーを頼むと、作る必要も片付ける必要もなく時間に余裕ができます。

デリバリーを頼んだら・・・
1.一息つけることで心と体が少し休まる
オーダーしたら、夕飯のことは忘れて一瞬でもホッと座ることができました
2.待っている間に他の家事ができる
洗濯や明日の準備などを進められます
3.楽しく夕飯が食べられる
皿や調理器具の洗いものがない!っていうだけで気持ちに余裕ができました♪
4.早く寝ることができる
早く家事がかたづく分、いつもより早く布団にはいれてこれが一番嬉しいです

ヘトヘト、イライラのお母さんと夕飯を食べることを考えたら、子どもにとってもお母さんが楽することはプラスになりますよね。

お母さんが楽することって悪いことではなく、むしろ素晴らしい!

手作りでないと駄目な理由はない

でも栄養が・・・

栄養を心配する人もいますが、手作り=栄養があるというのは思い込みかもしれません。

外食のハンバーグより手作りのハンバーグの方が栄養が高いともいいきれませんし、ピザより肉じゃがの方が栄養があるということでもありません。

栄養バランスの点でも同じで、1食で栄養バランスが完璧なんて難しいですよね。

・今日は茶色が多めの夕飯だな
・今日はお肉だったから明日は魚かな
・昨日は唐揚げだったから今日はあっさり煮物にしよう
・うちの子は変食で毎日完食してくれない

家で手作りしても、日々で調整していると思います。

とはいえ、やはり毎食野菜をしっかり食べてもらいたい!と思ってしまうものなので、そういう時は外食や惣菜でも野菜をプラスしてみてはどうでしょうか。

「作らない」という選択肢を常にもつ

共働きでなくても、365日夕飯を手作りするなんて、とても難しいことです。
そんな難しいことをやろうとするから、どんどん嫌になるんです。

楽さで異なる夕飯

我が家の夕飯は、毎日同じクオリティではなく、私自身の心と体の状態で変わってきます。

ともたにの楽さ別夕飯レベル例

楽さレベル 夕飯内容
1 おかず3品
2 ホットプレート・鍋
3 1品もの(丼・麺類)
4 惣菜・弁当・冷食
5 外食・デリバリー

3品といっても手作り3品の日も、1品が惣菜だったり、1品は冷ややっこを皿にいれただけの日もあります!
色々なパターンがありますがイメージとして大きくわけるとこんな感じで夕飯レベルが分類されます。

これは人によって大きく異なると思います。

楽さの組み合わせで乗り切る

先ほどの楽さレベル別の夕飯を組み合わせて乗り切っています。

ある週の夕飯

曜日
レベル 1 1 1 1 1 1 1
3品 3品 3品 3品 3品 3品 3品

私でも、なぜだかずっと続けて3品手作りできる週もあります。

仕事が楽だったり、精神的にも体力的にも余裕があり、まあなんとか作れるという時は作っています。

できないときはやらないという選択をするためには、できるときにはやるが大事です。

 

ある週の夕飯

曜日
レベル 1 4 2 5 2 1 1
3品 惣菜 ホットプレート デリバリー 3品 3品

私は休みの日は料理が苦にならないことが多いで、楽するときはほぼ平日です。

これは計画的にやっているのではなく、「今日はもう無理だから買うしかないな」という風に結果的にこうなっています。

今日はもうだめだ!と思ったら自分が楽で休める選択をするようにしています。

共働きは楽な夕飯で乗り切ろう

共働きでは、時間・体力・気力を調整して乗り切りましょう!
楽さレベル別に、おすすめの夕飯内容をお伝えします。

楽レべ5 外食・デリバリーは家族の喜ぶもの

外食やデリバリーは子どもや夫が喜ぶものがいいですよね。

ちゃんと手作りしなくてごめんね~と思いつつも、家族が喜んでくれると罪悪感もなくなります。
子どもといけるお店は限られてきますが、回転すしは待たずに食べられるので子ども連れにはありがたいですよね。

ただ子どもが小さいうちは、ぐずったり眠くなってしまう事を考えると外食は難しい場合も多く、そんなときはデリバリーの方が安心。

届くまでの時間を洗濯やお風呂の時間にまわせて有効に使えるのも助かるポイントです。

ただ外食もデリバリーもどうしても手作りよりは価格が高いのが気になります。

しかし、買い物、調理、外食であれば片付まで全部やってくれてこの価格!と思うとたまにはいいのではないでしょうか?

楽レベ4 惣菜はコンビニ 冷食は本格派

昔とことなり最近はコンビニがすごく使いやすくなり、冷凍食品の進化もとまりません。

コンビニは惣菜がおすすめ

最近のコンビニは夕飯利用をターゲットにしていることもあり、ワーママにも使いやすくなっています。

メインとなる料理から、野菜を使用したメニューがたくさんあるのも嬉しいポイントです。

少量ずつ揚げるホットコーナーの揚げ物は、スーパーよりも揚げたてサクサクが購入できるのでおすすめです。

また、コンビニにはカット野菜、冷ややっこ、納豆、ハムなどそのままでも食べられ、材料としてちょっとした1品を作ることもできる商品もたくさんあり助かります。

冷凍食品は美味しく進化

仕事の帰りにスーパーに行く時間もないし、保育園帰りに子どもと一緒に買い物は大変。
ストックできる食品としては、冷凍食品はとっても便利です。

ご飯とおかずがセットになったワンプレートの冷凍食品もあり、冷凍食品だけですますことも可能ですし、おかずの1品としても利用できますね。

冷凍食品は、日持ち向上のための添加物をいれる必要がなく、レトルトのように強い加熱をしなくても良いため、料理の美味しさをそのまま保持しやすい加工、保存方法です。

最近では1食1000円を超えるような高級冷凍食品も登場していますし、東京オリンピックでは味の素の冷凍餃子が美味しいと話題になりましたね。

例えば冷凍チャーハンでは、家庭ではあまり使わないような香味油や、スパイスを効かせた焼き豚を加えてたものもあり、手作りよりも本格的で使う価値ありです。

楽レベ3 1品ものには野菜をオンして罪悪感を減らす

カレーライスだけ、スパゲッティだけ、丼だけ・・・調理時間も減って、洗い物も少なくて楽ですよね。
でも、やっぱり栄養がかたよってると思ってしまいます。

栄養バランスは1日で整えるのではなく、1週間など長い期間で足りないものを補えばいいのですが、子どもが野菜をしっかり食べてくれると、お母さんの満足感はあがりますよね。

子どもの栄養のためだけでなく、お母さんの罪悪感を減らし満足感を上げるために1品ものでも野菜を加えることをおすすめします。

1品献立を増やすということではなく、1品に野菜をいれてしまうのです。

おすすめ方法
・にんじんご飯
ご飯を炊くときに、洗った米に人参をすりおろして入れて(刻んでもOK)たくだけ。
色がきれいで、カレーをかけたり親子丼にしたり、チャーハンにしても甘くておいしいです。

・レンチン野菜
かぼちゃやブロッコリー、人参、じゃがいもなど家にある野菜をレンチン。
ドレッシングをかけて食べてもいいのですが、パスタやカレーうどんにトッピングしてしまいましょう。
焼鳥丼などにもトッピングしてタレをかければ美味しいですよ。

・野菜いため丼
肉と野菜など家にあるの炒めて1品にするのもありですが、ご飯にのせて丼にしてしまうのもいいですよね。焼肉のタレで味付けすればより簡単。

カレーの場合、家族で辛さや好みを選べるレトルトカレーを使うこともおすすめですが、この場合も野菜をトッピングしてもいいですね。

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楽レベ2 ホットプレートは連続でもOK

ホットプレートは家にあるものをなんでも焼けばいいので楽なんです!

しかも調理しながら食べられるので、かなりの時短になってとっても楽です!

肉や野菜だけでなく、ご飯や麺などの主食も同時に調理できて、洗い物も少なく、我が家は困ったらホットプレートご飯です。

焼くものを変えて、調味料を変えれば、連続でも違ったメニューを食べることができて飽きません。

また、ホットプレートだけでなく、冬は鍋が簡単でとっても楽なメニューですよね。

肉・魚・野菜を変えて、醤油・味噌・トマト・カレー・・・色々なバリエーションで乗り切りましょう。

楽レベ1 手作りも楽な工夫を

圧力鍋はワーママの見方

時間がないので、毎日1品は炒めもの!煮込み料理は無理!って思っていた時もありました。
しかし圧力鍋を買ってから平日に作れるメニューが増えて、結果とってもに楽になりました。

安いお肉も、人参も、大根もあっという間にやわらかくなります。

バタバタと色々なことをしながら料理をするので、煮込み料理は焦がしてしまうことも多かったのですが・・・圧力鍋だとその心配もほぼなく、とても助かっています。

カットしたものを買う

肉でも野菜でもカットしてあるものは割高ですが、切る手間がないのはやっぱりすごく楽です。

肉を切らないというだけで、まな板を洗うのもかなり楽。

肉だけでなく、野菜も千切りキャベツ、ささがきゴボウ、ブロッコリー、レンコン・・・豚汁や筑前煮に必要な材料が1パックになっているものなど、冷凍や冷蔵でたくさんの種類がありますよね。

全てに使用しなくても、1品だけでもカット品を使うと楽になりますのでたまには使用してもいいのではないでしょうか。

まとめ

毎日、毎日手作りしないといけないことはありません。

手作りでなくても栄養はあるし、ワーママを応援する便利な食品もたくさんあります。

自分の疲れにあわせて、楽なご飯を日々組み合わせていくことで仕事と家事を両立させてください。

そうすることで、心に余裕ができて育児の両立も楽になっていくはずです。

がんばりすぎず、もっともっと楽になりましょう!

ABOUT ME
友谷みち
加工食品の開発20年、働くお母さんとして20年、時間がなくても子どもには安心できる食品を食べさせたいと思うお母さんたちのために、加工食品セミナー、試食会、情報発信を行っています。