プロフィール

友谷みち
惣菜管理士1級/中級食品表示診断士

食品メーカーの開発として働きながら二人の子どもを育ててきました友谷(ともたに)です。

食品を開発してきた経験とワーキングマザーとしての視点から
働くお母さんの心が楽になる食を一緒に考える楽食パートナーとして活動をしています。

食品開発に携わり二十年以上、ワーキングマザーになって十数年がたちました。
仕事、家事、育児の両立が思うようにいかず、落ち込む日もありましたが、子どもの成長と共に色々な経験をし、自分の中の両立への考えが変化することで楽になっていきました。

この間に、共働き世帯も増加し、食品の世界でも便利な商品がたくさん開発されました。
家事の中でも特に負担の大きい毎日のご飯づくりは、もっと楽になれるはず!
そのためには、食への不安を無くし、安心して自分の価値観で食を選ぶ必要があると考えます。

ともたに
ともたに
仕事と家庭の両立をもっと楽にして、自分らしく生きたい

失敗と挫折ばかりのワーママ生活でしたが、同じ想いをもつお母さんたちを応援できればと思い①ワーママとして ②食品開発者として 2つの経験と想いをプロフィールにしました。

ワーママとして

ワーママスタート 両立できない罪悪感でいっぱい

会社員の私は妊娠出産の後、育児休暇を取得しました。
長男が1歳になり育児休暇が終わり、仕事に復帰したころから私のワーキングマザー生活がスタートしたのですが・・・。

復帰したとたんに頻繁に息子が発熱し、仕事を休んだり早退したりという日々が続きました。

職場には迷惑をかけてばかりなので、仕事はとにかく頑張らなくては!と思うものの、毎日お迎えの時間に間に合うように定時に急いで帰らなくてはならず、忙しい時期でも残業もできません。

帰宅し、急いでご飯の用意をしながら洗濯したり、子どもをお風呂にいれたりとやることはいっぱいです。
でも、何をしているときも小さい息子から目は話せず、ちっとも家事ははかどりません。

仕事、家事、育児をどれもきちんとやろうという気持ちはあるのに、どれも中途半端になってしまう現実。

・職場で時には迷惑をかけてしまう罪悪感
・掃除・洗濯・料理も全て満足にこなせない罪悪感
・余裕がなくてイライラして子どもに接してしまう罪悪感

自分の中で思うようにいかない現実に「申し訳ない」という気持ちがずっと心のどこかにありました。

ともたに
ともたに
すみません・・・ごめんね・・・

 

仕事を続けたい!という気持ち

私は共働き家庭で育ちました。
当時は専業主婦が圧倒的に多く、母親が働いていることはとても珍しい時代でした。

2歳から保育園に通い、親子遠足も参観も祖母がきてくれることが多かったのですが祖母がいたのので全く寂しくはなく、むしろ毎朝化粧をして出勤する母をかっこいいと思っていました。

また、母の仕事仲間がよく家に遊びにきたり、母の職場の家族イベント(スキー旅行やミカン狩りなど)に私が参加することもあり、一人の社会人としての母の姿をみる機会がたくさんありました。

上司や同僚に囲まれているときの母は、いつもとても活き活きとしていているように感じました。

ともたに(こども時代)
ともたに(こども時代)
私も大きくなったら働くお母さんになりたい!!

 

私が学生のころには、父の働いていた会社が倒産して家庭の収入が不安定になったことがありました。しかし母が働いてくれていたおかげで家族は変わらず生活することができました。
大学卒業後は、やりたかった物を作る食品開発の仕事につくことができ、仕事にやりがいも感じていました。

このような環境や経験から、結婚して子どもが生まれても仕事はずっは続けていきたいと思うようになっていました。

・どんな時も、家族を支えられるように収入を得ていたい
・母親としてだけでなく一人の女性として社会でいきいきと働きたい
・やりがいを感じている仕事を続けたい

しかし、いざ育児休暇から復帰したら保育園からの呼び出しの連続・・・。
職場に迷惑ばかりかけ、子どもがいる人間が社会で働いていくことの難しさを実感しました。

そんな時、定年していた母が、職場に迷惑をかけないようにと離れて住んでいたにも関わらず、病気の息子を預かってくれたり、お迎えにも行ってくれて支えてくれました。
そのおかげで仕事を続けることができました。

ともたに
ともたに
母の存在に助けられ、とても恵まれていたと思います

 

手作りご飯へのこだわり

息子が生まれてからわが子のご飯は手作りしなくちゃ!という意識がずっとありました。

野菜も毎日食べてもらいたくて、色々な野菜を小さく切っては、ご飯にいれて炊いたり、スープやハンバーグにいれていました。

しかし、復帰して数か月後、息子が1歳半くらいのある日、私が体調不良になりご飯が作れない日がありました
お迎えに行って息子と家に帰ってきたものの、立つのもしんどくてご飯を作ることができません。

「お腹がすいてるはず!何かを食べさせないと!」という思いで、家にあった子ども用せんべいをあげました。
いつもはおやつに2枚しかあげないのに、この日は欲しがるだけあげたのですが、
「晩ごはんがせんべいなんてありえない!なんて駄目な母親なんだ。母親失格だ!」という申し訳ない気持ちで落ち込みました

翌日には体調は回復し、通常の生活に戻ったのですが・・・。

 

ふと、元気ないつもどおりの息子をみて思ったのです。

ともたに
ともたに
1度お菓子だけの食事をしたからって子どもに何か被害はあったわけでもないのに、どうしてあんなに落ち込んでいたんだろう?

 

精神的に落ち込む日だってある

息子は大きくなるにつれて体も丈夫になり、保育園からの呼び出しも少なくなってきました。

ある日、職場でものすごく落ち込むことがありました。
こんなとき、仕事帰りに飲みに行って気持ちを発散しているサラリーマンをよくみかけますが、もちろんそんな事はできません。

いつものように急いで保育園へお迎えに行って、子どもと帰宅しました。
が、すごく気持ちが沈んでしまい、辛くて頭がいっぱいでご飯もつくる気持ちになれませんでした。

そこで、遅れて帰宅した夫と相談して宅配ピザを頼むことにしました。

ともたに
ともたに
でもピザって高いし、栄養も偏ってるし・・
病気でもないのにご飯作らないってサボってるよね?
仕事と家庭の気持ちの切り替えは自分はできると思ってた・・子どもの前で落ち込んでる姿をみせるなんて

作らないと決めたものの罪悪感でいっぱいになりました。

でも、いざピザが届くと息子は目を輝かせて大喜び。

息子
息子
ピザおしいね!

喜んで、おいしい、おいしいとピザを食べる息子に罪悪感が吹っ飛びました。

そして、家族で楽しくピザを食べていたら仕事の落ちんだ気持ちも楽になり「明日から頑張るぞ」と思えました。

落ち込んでいるときに、無理して頑張ってご飯を作っても、さらに疲れて前向きな気持ちになれなかったかもしれません。

ともたに
ともたに
楽しくご飯を食べるって、子どものためにも、自分のためにもすごく大事なことだと思います

 

母親は〇〇であるべき!という理想と現実

・毎日、栄養たっぷりの手作りご飯を家族のために作るお母さん
・いつも笑顔でニコニコしているお母さん

お母さんはこうあるべき!という理想と、できない自分を比べて罪悪感でいっぱいでしたが、理想通りにいかない日があったからといって、自分や子どもにとって最悪だったかといえばそうではありませんでした。

  • 手作りがご飯が自分や家族にとって、一番良い選択とは限らない日だってある
  • いつもニコニコしていたいけれど、できない日はなるべく自分を休めてあげる

無理をせず、その時の自分の思う楽なやり方を選択することが結果的には自分のために、子どものためにプラスになることもあるはずです。

そうやって少しずつですが、毎日のご飯づくりへの気持ちは楽になりました。

お母さん達のご飯づくりはもっともっと楽にならなくてはいけません。

心の負担が減ることで仕事との両立も楽になり、母親としてだけでなく、一人の個人としての時間もより充実することができます。

ともたに
ともたに
時には市販の食品や外食を利用して楽になりましょう!
そのために私ができることを考えていきたいと思います

母親としての私だけでなく、これまで行ってきた仕事を活かして私ができることを考えました。

食品開発者として

加工食品の開発ってどんな仕事?

食品メーカーに勤務して20年以上。
この間、私はパスタ、ソース、ドレッシング、スナック菓子にCVSのお弁当、レトルト食品など様々な加工食品の開発に携わってきました。

このような食品を加工食品といいます。
切る、混ぜる、加熱するなどの加工をしている食品のことです。

加工食品とは、食品になんらかの加工を施したものであり、その種類は、水産練り製品・肉加工品・乳加工品・嗜好食品・調味料・菓子類・冷凍食品・レトルト食品・缶詰食品・インスタント食品等、多岐にわたります。

 

料理をする人???

少し違います。

味・香り・コスト・市場性・保存温度・保存期間・包材・工場での生産性・原材料表示など様々な試験と検討を行い、必要であれば添加物も使い、時間をかけて一つの食品を完成させます。法律に則って安全なものを作ることも必須です。

 

工場で作ることや一定期間品質を保持することを考えて作るので、家庭の料理とは使う原料も異なってきます。
こういう市販のものって
何が入っているかわからなくて不安だわ

何が入っているかを知ってもらうために、食品には「原材料表示」があります
原材料表示の作成も仕事の一つです。

母親になって、食品へ見方が変わった

ずっと食品開発に携わってきた私は、日頃からスーパーなどで食品表示はよくみる方でした。
しかし、それはあくまでも仕事とむすびつけて市場をみていただけで、自分が食べるものはあまり気にすることはありませんでした。

そんな私も結婚し、子どもが生まれると食に対する意識も大きく変わりました。

子どもの口にするものは、全て原材料表示をチャックし、時には調べて吟味して購入するようになりました。

〇〇が入っているけど、この味は嫌だなあ。
△△が多いのが気になるなぁ

自分の価値観で納得するものを選ぶようになりました。

お母さん達は不安かもしれない

様々な原料や添加物を日頃から使い、自分でも原材料表示を作成する私は食品を自分の価値観で選ぶことができます。

しかし、食品に携わっていない人には選びたくてもよくわからないのではないか?
と思うようになりました。

原材料表示をみても
聞いたことのない言葉だらけ
私は色々な原料や添加物も自身で使っているし、表示も作ります。
しかし、ほとんどの人にとってはわかりにくいのかも?

原材料表示は、より消費者がわかりやすいように、書き方がどんどん改訂されています。
でも先ほど書きましたように、家庭で使わない原料も多いため、原料の名前をみてもイメージできないものも多いかもしれません。

間違った情報で溢れている


最近は誰もが食品に関する情報を発信することができ、違ったことを書いている発信も多くみかけるようになりました。

〇〇には保存料がはいっているよ
ともたに
ともたに
入っていないんだけど・・・

 

△△は発がん性があるよ
ともたに
ともたに
そんなデータはないんだけれど・・・

中にはそういった嘘を発信することで、自分たちの商品を買わせようとするセミナーやサイトがあることもわかってきました。

 

危険なの?たべちゃダメなの?どれを選べばいいの?
ともたに
ともたに
間違ったの情報で、混乱したり不安になるのは小さい子どもを持つお母さんではないのかな?

安心して、自分の価値観で食品を選んで欲しい

子どもには、栄養がたくさんつまった、安全で安心なものを食べさせたい!

それは、全てのお母さん(お父さん)の共通の想いです。

食に対して不安があってはいけません。
食への不安があると、食の選択肢が狭くなります。

食の選択肢が狭くなることで、常に頑張らないといけない状況に自分をおいつめてしまうかもしれません。

どんな食品を開発しても、不安だらけでは使えない!それではお母さん達は楽にならない!

 

知ることで、不安を無くし楽な食事を!

子どもを持つ母親として、食品に携わるものとしてこの不安はなくしたい!
正しい情報を発信したい!

こんな想いで、食品の勉強会や、実際に食べながら考える試食会を開催することで、忙しいお母さんの楽食を考えるお手伝いをします。

勉強会では、毎回身近な食品にテーマを絞り、食品表示をみながら

・どういった原料は使われているのか
・どうやって作られているのか?
・どんな添加物が入っているのか?
・どんな効果があるのか?

など詳しく学んでいきます。

試食会では、さらに食べることで原料や添加物の味を確認するだけでなく、知らなかった食品を試してみることで普段の食事づくりのレパートリーが広がり、メニュー作りが楽になるかもしれません。

みんなで楽食を実現しましょう!