ご飯づくり

子どもにカレーはいつから?カレーデビューをしよう!

カレーといえば子どもが大好きなメニューです。

でも、幼児はいつから食べてもいいか?という疑問がありますよね。

カレーを食べ始めるのは1歳くらいからが目安です。
でも、大人と同じものはさけてくださいね

では、どんなものがいいのか?今回は、カレーデビューのおすすめ方法についてです。

子どもカレーデビューの注意点

子どもにカレーデビューの際に、注意して欲しいことがあります。

固形ルゥは油に注意

固形のカレールゥを使ってカレーを作っている方は多いと思います。

ルゥとは小麦粉を油で炒めたものですが、固形のルゥはパーム油や牛脂、豚脂、バターなど油がたくさん使われています

油があることでコクがでてとても美味しくなるのですが、小さい子どもには、たくさんの油は消化の負担になることもあります。

カレー粉は辛みに注意

カレールゥを使わずにカレーを作ると油の量も自分で調整できますね。

しかし、市販のカレー粉には唐辛子や胡椒などの辛みがあるスパイスが配合されているものが多いのです。

辛いから体に悪いというわけではありません。

ただ子どもには刺激が強いのでカレーデビューには辛みのないもの、または少ないものを選びたいですね。

子どもカレーデビューおすすめ品

具体的にどういう商品がいいでしょうか。

顆粒や粉末タイプがおすすめ

1歳であれば、固形ルゥに比べ油の配合量が少ない顆粒や粉末タイプがおすすめです。
とくに幼児向けのものは、アレルゲンにも配慮されているのでカレーデビューには安心ですね。

  • ハウス「はじめて食べるバーモントカレー」粉末タイプ
  • S&B「カレーの王子様」顆粒タイプ
  • 永谷園「アンパンマンカレールゥ」粉末タイプ

※アレルゲンは商品パッケージやHPなどで確認してください

まずはレトルトで様子をみることも

カレー食べてくれるかな・・・。

食べてくれるかどうか心配なら、まずはレトルト商品で試してみてみてはどうでしょうか。
子ども用のレトルトカレーは、1パックが少量で無駄がありません。

  • ハウス「1歳からのやさしい野菜カレー」
  • S&B「カレーの王子様レトルト」
  • 永谷園「あんぱんまんミニカレーパック」

レトルト食品は密閉して高温加熱することで、保存料を使わなくても長く保存ができるように作られています。
この加熱のおかげで、お肉や野菜はとても柔らかくなっているので小さい子どもでも食べやすいというメリットもあります。

これらの商品もアレルゲンが配慮してあるので安心です。

ただ、粉末、顆粒品にも言えることですが、各社味付けが異なるのでお子さんの味の好みによっては好き嫌いがわかれると思いますので、色々試してお気に入りをみつけてください。

カレー粉でも簡単に

カレー粉を使って手作りすれば、塩味も油も調整できて安心という方もいるでしょう。

辛みのあるコショウ、唐辛子の入っていないカレー粉はインターネットなどで購入できます。
ただ、カレー粉から作る場合、小麦粉と油を炒めてルゥを作らないと・・・と思っているかもしれませんがルゥづくりは面倒なので省いてOK。

肉と野菜を煮込んで、塩と少量のカレー粉を加えたら片栗粉でとろみをつけて完成です。
とろみは煮込んだじゃがいもでつけることもできます。

お肉と野菜が多めであればダシやコンソメを加えなくてもしっかり旨味はつきます。
ひき肉を使えば煮込み時間も短くてお手軽ですね。

カレーとよく合うケチャップを加えることもおすすめです。
甘味と酸味で味に深みがでます。

また少量のバターやニンニクを加えて煮込んだり、スパイスに慣れたら中濃ソースやウスターソースをほんの少し足すことで、スパイス感がアップしてより美味しくなりますよ。

まとめ

保育園や小学校の給食メニューでもあるカレーは、子どもに好きになってもらいたいですね。

幼児むけのものがたくさん出回っていますので、お子さんの好みの味を探してみてください。

ABOUT ME
友谷みち
加工食品の開発20年、働くお母さんとして20年、時間がなくても子どもには安心できる食品を食べさせたいと思うお母さんたちのために、加工食品セミナー、試食会、情報発信を行っています。