加工食品

冷凍食品の添加物は大丈夫なの?確認してみよう

冷凍食品てとっても便利ですよね。

コンビニなどでも気軽に購入できる冷凍食品は、忙しい人にとって冷凍庫にはストックしておきたい食品の一つです。

しかし、添加物が気になって使えない!という方もいるのではないでしょうか?

冷凍食品だから、添加物がたくさん入っているなんてことははありません

冷凍食品の添加物についてチェックしていきましょう。

冷凍食品ってなんだろう

まずは、冷凍食品について、どういうものなのか確認しましょう。

凍っているものは全て冷凍食品?

添加物を確認する前に、冷凍食品について確認です。

実は食品のカテゴリーとして、食品が凍っているだけでは冷凍食品とは呼びません。
決められた条件を満たさないと冷凍食品とはよべないのです。

①下処理されている
②急速冷凍されている
③包装されている
④-18℃以下で保存されている

この4つの条件は、より便利に、より美味しく、より安心して食べるために必要なもので、
消費者にとってもメリットとなる条件です。

どうして冷凍するの?

冷凍する理由は、食品が腐らないようにするためです。

これは、多くの方がご存知だと思います。
家庭でも、ご飯やお肉を冷凍して保存しますね。

腐るとは菌が増えることなんですが、-18℃の冷凍状態では菌が増えない(腐らない)のです。

だから冷凍食品は、長期間保管することができます。

使用される添加物

では、添加物について詳しくみていきましょう。

冷凍食品には添加物がはいっているの?

冷凍食品には添加物が必ず使われているわけではありません。
使われているものと、そうでないものがあります。

・添加物を使用した食品を冷凍
⇒添加物を使用した冷凍食品が完成

・添加物を使用していない食品を冷凍
⇒添加物を使用していない冷凍食品が完成

冷凍食品だから添加物が使われている ということではありません。

冷凍食品に使用する添加物の目的

とはいえ、添加物を使用している冷凍食品はたくさんあり、様々な目的で添加されます。

味を添加する      →調味料など
香りを添加する     →香料など
食感をよくする     →増粘剤など
彩りをよくする     →着色料など
水と油を混ざりやすくする→乳化剤など

これらは、冷凍に必要なものではなく、冷凍食品以外にも幅広く使われている添加物です。

冷凍食品にも、これらの効果が必要であれば添加されます。

冷凍食品だから必要な添加物とは

では、冷凍食品特有の目的、冷凍食品だから必要な添加物ってあるのでしょうか?

食品は冷凍することで、食品の中に氷ができます。
その結果、解凍時にドリップがたり、ボソボソした食感になったりと、美味しくなくなる場合があります。
ご家庭でのホームフリージングで経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このような変化は急速冷凍することで抑えられるため、急速冷凍は冷凍食品を作る際の必須条件です。

急速冷凍だけでなく、解凍後もより美味しく食べられるために添加物を使用する場合があります。
これは凍食品ならではの目的といえます。

この目的で使われる添加物の例としては、増粘剤(多糖類、加工デンプン)などがあります。
ただ、これらは冷凍食品以外でも使用される添加物です。

冷凍食品の日持ちに関わる添加物

冷凍食品は、冷凍することで腐らなくなるので、菌の増殖を抑えて日持ちを向上させるような添加物を使用する必要はありません。
このため、冷凍食品に保存料は使われていません

また、日持ちを向上させる添加物には保存料だけでなくpH調整剤などがあります。
pHとは酸性、アルカリ性の程度をあらわすもので、pH調整剤は添加することによって食品をより酸性にしたり、アルカリ性にしたり調整するために加えられます。

食品は酸性にすることで、腐りにくくなります。
例えば、コンビニのおにぎりなどは常温で販売するため、pH調整剤を添加して傷むのを遅らせています。
おにぎりも常温ではなく、冷凍で保存し冷凍で販売するならば、添加物を加えなくても傷むことはありません。

しかし、pH調整剤が使われている冷凍食品もあります。
なぜでしょうか?

なぜpH調整剤を添加しているの?

pH調整剤には色調を安定させるなど、日持ちをよくする以外の効果があります。

また日持ち向上のために使用される場合は、冷凍保管中の日持ちではなく解凍後の日持ちを考慮しています。

例えば、冷凍食品をお弁当に使用した場合、解凍後の冷凍食品が長時間常温でおかれる可能性もありますよね。
冷凍食品にpH調整剤をいれておくことで解凍後の食品の傷みを遅らせ、食中毒のリスクを減らすことができます。

※全ての冷凍食品にpH調整剤が入っているということではありません。また、pH調整剤をいれたからといって食品が腐らないわけではないので解凍後は早めに食べてください

冷凍食品の添加物で気をつけること

添加物の入った冷凍食品を食べるとき、何に気をつければいいのでしょうか。

添加物の種類の多さは重要ではない

冷凍食品には、たくさんの種類の添加物が使われているものもあります。

たくさんの種類が書いてあるものはダメ!1種類だけ書いてあるものは安心!

こんな風にいう人もいます。
しかし、体への影響を考える場合、種類の多さはあまり重要ではありません。

たくさんの種類を採らないことより、たくさんの量を採らないことの方が重要だからです。

添加量は添加物の種類で大きく異なるので、たくさんの種類が書いてあるから、たくさんの量が入っているわけでもないのです。

また、冷凍食品も他の加工食品と同様に食品衛生法で使用が認められている食品添加物を、その使用基準内で使用されています。
このため、消費者が大量に摂取できないように添加されているのであまり神経質になる必要はありません。

どうしても気になる場合は、同じ商品を大量にたくさん食べ続けることを避けてください。

添加物の確認方法

冷凍食品は必ず包装され食品表示があります。

添加物は/や枠で区切って記載されているので、みればすぐにわかります。

/より後に書いてあるものが添加物です。

どうしても添加物をとりたくない!という人は、添加物の表示がない食品を選んでください。

無添加表示には気をつけて

添加物を使用していないものを買いたい場合無添加と書いてるものを買う人も多いと思いますが、添加物を使用しているのに無添加と書いてある商品もありますので注意してください。

例えば無添加と書いているのに、うま味をつける添加物が記載されてるものをネットショップでみかけます。
保存料無添加の意味で無添加と書いてあるのですが、先ほども書きましたように冷凍食品は基本的には保存料が入っていません。

保存料が入っていないことに対し、無添加とだけ書かれたら、全ての冷凍食品は無添加ということになってしまいますね。

まとめ

冷凍食品には添加物を使用しているもの、していないものがあります。

たくさんの種類の添加物が入っている可能性がありますが、あまり神経質になる必要はありません。

気になるという方は、必ず食品表示で確認してから買うようにしましょう。